2015年6月28日日曜日

平成27年度広島検査士会総会後の茶話会

総会終了後、隣の第四講義室へ移動し、茶話会が開催されました。
50名の会員が参加されました。


今年はパンやお菓子、飲み物を各自が好きなものを手に取り、着席されました。
階段教室だったため、自然とこの流れになりました。

鉄道病院の安原さん、広島医師会検査センターの矢口さんが大量の買い出しをしてくださいました。ありがとうございました<(_ _)>



呉医療センターの西村さんの進行のもと、端から順に自己紹介&何でも言って、アピールタイムが行われました。
カープの試合の途中経過を報告される方がいたり、講演についての質問もあり。
なんでもありの、賑やかな雰囲気となりました。




今回参加いただいた専門医の金子先生も参加してくださり、会員間のの距離が縮まった楽しい茶会となりました。





                        最後に記念撮影!

全員集合でパチリ📷

来年も行われる予定です。ぜひ皆さんご参加ください!!


その後、、、アルコールを欲する方々が次の場所に移動されたのは、、、また別の話です。。。

平成27年度広島検査士会総会 報告


平成27年5月31日(日) 広島大学病院臨床講義棟 
第五講義室にて、平成27年度広島検査士会総会
(第170回細胞診研修会)が開催されました。


例年より早く11時半からの開始となりました。

まず済生会呉病院の有谿俊一技師による
「Romanowsky染色への想いから、論文への道のり」と
題して講演が行われました。

広島県細胞検査士会の精度管理委員会として行ったRomanowsky染色が各施設でどのように行われている
のかを調べたことが発端でした。
 染色性を客観視するため、有谿さんが試行錯誤され、
行きついたのがphotoshop Labモードを使い、可視化す
ることでした。 
論文作成に至るまでのエピソードを交えつつ、楽しくお話してくださいました。
その論文が、日本検査血液学会学術賞を受賞されました。 
    おめでとうございます!!




続いて福山臨床検査センター 青木潤 技師より
「日本臨床細胞学会の公益社団法人化と細胞検査士」と
題して講演していただきました。
日本臨床細胞学会の総務委員長及び役員の1人として、これまで関わってこられ、公益社団法人化に至る経緯と我々細胞検査士の置かれている立場を論理的に考察された内容でした。、これからの細胞検査士の社会的立場を確立するために、学術的あるいは社会活動を、展開することの重要性を頑張ることの重要性を考えさせられる講演でした。



総会では事業報告や決算報告等の後、

新人紹介
新入会の方たちです
一言ずつ意気込みを語っていただきました。



定年会員紹介

本年は広島共立病院 青崎順之技師
JA吉田総合病院 中川達也技師、
広島市立舟入病院 中木龍夫技師
の3名が定年を迎えられ、花束贈呈が行われました。

これまで当会を支えてこられた3人の熱い思いが感動的でした。ほんとうに長い間お疲れ様でした。

今後も我々後輩のため、ご指導お願い致します。




昨年末行われた広島県細胞検査士会総会に関するアンケート報告が、羽原会長が報告されました。
アンケートに出された意見を基に、来年度総会の開催に向けて、今後役員で話し合う予定となりました。当会の運営のためには、会員みんなの協力が重要です。
何か意見がありましたらメーリングリストや近くの役員へ、お知らせください。




 最後に特別講演では、広島大学病院 尾田三世 技師より
「どこに向かうの?乳腺細胞診」 と題して講演が行われました。
乳管内増殖性病変に焦点をあて、現在のカテゴリの説明や
鑑別病変について、詳細に説明していただきました。画像の進歩に伴い微小な病変が発見される中、増殖性病が、ますます増えると思われます。

特に、所謂「乳頭状」とは、組織学的には、間質を軸とする上皮性増殖を示しており、細胞診で表現する「乳頭状」とはニュアンスが異なっている事が、注目されていました。



 金子先生からは、乳管内増殖性病変の組織学的な特徴を解説していただきました。

平坦型異型上皮の細胞像の検証の必要性など、新たな課題に皆さんも気の引き締まる思いだったのではないでしょうか。





                           

2015年6月7日日曜日

子宮の日Love49活動報告2015

毎年行っています広島県細胞検査士会によるLOVE49の日♡

広島、呉、福山の三地区による子宮頸がん検診の啓発活動を街頭で行いました。
この活動では、普段は顕微鏡でプレパラート標本を検鏡している細胞検査士が、街頭に出て活動します。 
 一般の方に、Face to Face で子宮頸がん検診と細胞診の有効性を説明する重要な場です!今年も、みんなで頑張って多くの方にアピールすることができました。
 快くアンケートに答えてくださり、真剣にお話を聞いていただいた一般市民の方。また街頭活動に参加、協力してくださった皆様、多くの方に感謝致します。


【広島地区】 4月 5日(日) 14:00-15:30   場所:広島パルコ前

 広島地区の啓発活動を行いました。当日は雨予報でしたが、活動開始の午後からは奇跡的に!?天候も回復しました。今回ご協力いただいた方は、細胞検査士13名、ご家族を含めると15名です。
 
 配布物の500部を目の前にして、「時間内に配布できるかしら?」との声も上がりました。
 今年は企業からの景品もあり、比較的手に取っていただき易かったと思います。
「子宮頸がん検診のご案内です~」「頸がん検診を受診してください~」と声をかけながら、通行される女性へ配ります。連続、5回受け取ってもらえないと心が折れそうになりますが、負けずと頑張ります。 親子で参加してくれた小さな女の子は、手持ちの配布物がなくなりそうになると、私たちの元に運んでくれたり・・・、チームプレーで1時間弱で配布し終えました。
 配布中には興味をもってくださる方もあり、『いつも受けてま~す』「この前受けました~」と言ってくれた方、中には「頸がんって・・・!」「娘が子宮頸がんで・・・!」とお話しをして下さる方もおられました。
 子宮頸がん検診を、まだ良く知らず、悲しい経験をすることのないよう。また来年も頑張りたいと思います。この度、ご協力いただいた有志会員の皆様に感謝申し上げます。


文責:広島市医師会臨床検査センター 矢口裕子


【呉地区】   4月 9日(木) 18:00-19:00   場所:ゆめタウン呉~呉駅周辺

 49日(木曜日)、今年も呉地区は“子宮の日”当日にLove49活動を実施しました。
 この日も昨年同様清々しい気候のなかで活動できました。勤務後の18時集合にも関わらず、医療機関5施設と呉市保健所から総勢33名(臨床検査技師:28名、保健所職員5名)もの方々が駆けつけて下さり、活動することができました。保険所とのタイアップにより、道路使用許可申請はスムーズに運び、呉市が発行する市政だよりにも4月のイベントとして掲載されるようになりました。


 活動場所は昨年と同様、呉駅周辺および呉駅~ゆめタウン呉間の自由通路です。
 今年の配布物は、パンフレット等以外に、企業より提供いただいたキャンディーや生理用品、ティッシュ等で満杯です。準備には、重量もあり配布物の梱包や搬送には大変な苦労がありました。
その分一杯に膨らんだ配布袋のお蔭か、市民への受け渡し成功率はかなり高かった印象です。
当日準備した配布物は、予想に反して40分ほどで配布することが出来ました。
 おそらく受け取って、“中身も確認せずごみ箱へ”という方はおられず、自宅に持ち帰られ内容を確認されたことでしょう。
 当日、中国新聞販売所の地域情報誌から取材を受けました。その記者の話しによると、「以前、呉駅前を何気に歩いていてこの啓発活動のパンフレットを受け取り、自宅に持ち帰ってゆっくり読まれ、子宮頸がんの幅広い年齢層での発症に心を痛めると同時に、子宮頸がん予防の必要性を痛切に感じたそうです。今回、市政だよりで子宮の日啓発活動を知り、取材に駆けつけました。」ということでした。配布活動をしている技師や、配布物を受け取られた市民の方の声を取材されて帰られました。私達の地道な活動が、一市民の心に何か刻んで頂けたのかなあと、この活動の意義を実感した一日でした。
 全ての地区で啓発活動に参加された皆さま、大変お疲れ様でした。配布物を受け取ってくださった方の幸せを祈念し、来年もまた頑張りましょう!

文責:  呉共済病院 柴田 淳


【東部地区】 4月12日(日) 14:00-16:00  場所:福山駅前

 東部地区では4121400より福山駅周辺で活動を行いました。
 医師3名、看護師1名、理学療法士1名、学生1名、臨床検査技師29名(新人7名)、細胞検査士
 30名、総勢65名もの有志が参加してくれました。

 
 当日は、天候にも恵まれ爽やかな春風の下、福山駅南口北口、天満屋前、RiM前、アイネス前、さんすて内に別れ、パンフレット配布やアンケート調査。そしてポスターを使って子宮頸がんの説明を行いました。今年は若い参加者が多く、通行人に笑顔で声を掛けながら積極的に頑張る姿が特に印象的でした。 500部用意した配布物は約1時間半で配り終えました。もっと早くすることも可能ですが、せっかくの細胞検査士のアピールの場です。一つ一つ丁寧に説明をしながら配布することを心掛けました。
 活動終了後は、毎年恒例の反省会&懇親会が行われ、いつもの様に大いに盛り上がり、「来年また頑張ろう!」と結束を深めました。
 今回、各地区で参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。この活動により少しでも子宮頸がん検診の受診率が上がり、多くの方が救われることを祈るばかりです。

文責:日本鋼管福山病院 井上貞幸



Love子宮の日2015番外編




各地区で活動後も、楽しく親睦を深めたり♪

来年は、是非
  あなたの参加を

 お待ちしてます!!