2023年12月21日木曜日

第201回広島細胞診研究会の報告

 


第201回広島細胞診研究会が、12月16日 三原赤十字病院 2階講堂にて開催されました。

予定していたスライドカンファレンス 3症例、三原赤十字病院の金光さん、中国中央病院の吹田さん、広島西医療センターの長者さんに、症例提示していただき、解説してもらいました。どの症例も興味深く質疑応答では、参加者21名からの活発な質問・意見が交わされました。

また、飛び込みで持ち込まれた症例「耳下腺穿刺標本で粘液を見つけた場合・・・」や「呼吸器細胞診標本でシュウ酸カルシウムを見つけたら・・・」など、細胞所見以外で診断に役立つ情報の有用性について、参加者の大きくうなずく様子が見られました。

今後も研究会では、時間の許す限り、持ち込み症例や疑問症例、伝えたい事を発表する場として活用して頂ければと思います。

研究会終了後の忘年会では、参加者の半数以上が40歳以下という近年まれにみる会となり、施設関係なく交流を楽しむ様子が見られました。2023年の研究会はこれが最後になりますが、来年さらに参加者が増え、年齢、施設等関係なく活発な交流が行えるように企画していきますので、是非参加して頂きたいと思います。きっと楽しめると思います..。


広島細胞検査士会 学術委員長 


2023年10月10日火曜日

リレーフォーライフ2023広島(広島) 活動報告

 

 去る9月17日~18日、リレーフォーライフ2023 広島が、会場の広島大学病院 広仁会館にて開催され、当会より11名の方が参加されました。
新型コロナウイルス感染症への影響を考慮して、今回も通常とは異なる開催となりました。
早期発見につながる子宮頸がん検診の大切さの啓発は、細胞検査士会として大変重要であり積極的な活動が求められています。
 次回のリレーフォーライフ2024 広島は、尾道での開催が予定されております。
 引き続き皆様のご協力をお願いいたします。

広島県細胞検査士会 社会活動委員長



2023年10月3日火曜日

第200回広島細胞診研究会 (初心者講習会・細胞検査士資格認定試験対策)・報告

  今年も細胞検査士資格認定試験対策用の研究会が、6 名の細胞検査士による、基礎から専門的知識まで領域別の講義と細胞像試験が、 9 月 30 日(土) 10:00~17:00福山 カンファレンス 21で行われました。

プログラム
1 体腔液      羽原 利幸(中国中央病院)
2 消化器(胆・膵)  佐々木 健司(JA 尾道総合病院)
3 婦人科      花岡 香織(市立三次中央病院)
4 乳腺・その他   藤澤 宏樹(呉医療センター)
5 尿・甲状腺    来米 由梨(福山市民病院)
6 呼吸器      神田 真規(JA 尾道総合病院)

当日は、33名(講師含む)が参加されました。朝から夕方までの長時間に及ぶ内容の濃い日程でしたが、参加者は最後まで一生懸命にメモを取り集中力が途切れることはありませんでした。今、県外からの参加者が10名参加されていました。
 今後も中国地方の細胞検査士を志す方々の支援ができるように開催したいと願っています。


広島細胞検査士 学術委員長


2023年1月7日土曜日

第197回広島細胞診研究会のご報告

 

 12月17日 JA尾道総合病院にて第197回広島細胞診研究会が開催されました。


スライドカンファレンスでは、腎盂カテーテル尿細胞診の腎細胞癌症例、尿沈渣で判定に苦慮した症例、前立腺癌の症例が呈示されました。

尿沈渣で判定に苦慮した症例では、尿沈渣と細胞診での見方の違いを学ぶことができました。

最後に、佐々木会長から肥満細胞に種類があることを教えていただました。





なお次回は、51日からの1カ月間、オンデマンド配信による講演を予定しています。



文責:広島細胞検査士会 学術委員