2023年12月21日木曜日

第201回広島細胞診研究会の報告

 


第201回広島細胞診研究会が、12月16日 三原赤十字病院 2階講堂にて開催されました。

予定していたスライドカンファレンス 3症例、三原赤十字病院の金光さん、中国中央病院の吹田さん、広島西医療センターの長者さんに、症例提示していただき、解説してもらいました。どの症例も興味深く質疑応答では、参加者21名からの活発な質問・意見が交わされました。

また、飛び込みで持ち込まれた症例「耳下腺穿刺標本で粘液を見つけた場合・・・」や「呼吸器細胞診標本でシュウ酸カルシウムを見つけたら・・・」など、細胞所見以外で診断に役立つ情報の有用性について、参加者の大きくうなずく様子が見られました。

今後も研究会では、時間の許す限り、持ち込み症例や疑問症例、伝えたい事を発表する場として活用して頂ければと思います。

研究会終了後の忘年会では、参加者の半数以上が40歳以下という近年まれにみる会となり、施設関係なく交流を楽しむ様子が見られました。2023年の研究会はこれが最後になりますが、来年さらに参加者が増え、年齢、施設等関係なく活発な交流が行えるように企画していきますので、是非参加して頂きたいと思います。きっと楽しめると思います..。


広島細胞検査士会 学術委員長 


0 件のコメント:

コメントを投稿