2012年10月5日金曜日

第169回東部地区 病理・細胞診合同研修会報告


去る9月30日、第169回東部地区病理細胞診合同研修会が開催されました。

当日、東部会員の他、広島市内や岡山県からの参加があり30名となりました。
講演では、広島大学病院 病理診断科の尾田三世 技師による、『乳癌治療に関わる病理検査』を講演いただきました。更に神田技師(JA尾道総合病院)及び占部技師(日本鋼管福山病院)に出題いただいたスライドカンファレンスが2症例行われました。

 講演では、乳癌治療への検査アプローチやER・PgR・HER2のメカニズム、今後の細胞診の展望も含めて、幅広い分野についてわかりやすく解説していただきました。質問も飛び交い、盛会となりました。
 恒例のスライドカンファレンスでは、グループ討論を行い。「みんなはどう考える?」、「どう報告する?」といった素朴な疑問を提示できる場でもあり、稀少例を報告する場でもあります。グループ討論なので、意見が割れる事や鑑別が複数あがるなど、限られた時間の中で楽しく勉強することができました。

当日の会場準備いただきました役員さま、研修会にご参加されました皆さま、本当にありがとうございました。

今後も、是非とも東部地区の楽しい研修会にご参加ください。お待ちしております。

                                         文責:山田貴之

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