2013年6月23日日曜日

平成25年度 細胞検査士会広島県支部総会 報告


6月16日(日)平成25年度 細胞検査士会広島県支部
総会が広島大学医学部広仁会館にて開催されました。


総会に先立ち安松先生の英語塾ECゼミレクチャーがありました。
  若林さんからメーリングリストを用いた活動報告とFacebook活用への取り組みについての解説が行われました。英語の勉強を気軽に取り組み、みんなで情報共有して継続できる環境づくりを目指されています。
興味がある方は、管理者 nwaka@kk.iij4u.or.jp まで、お気軽にお申込みください。

続いて、JA吉田総合病院の中川達也技師を議長に迎え、検査士総会が行われました。
新しく仲間に加わった新人さんの紹介と4月に退職された青木潤氏と山本津由子氏のおふたりにご挨拶いただきました。

最後に、これまで細胞検査士会総務委員長を経験された青木氏より「日本臨床細胞学会の公益社団法人化と
細胞検査士の将来について」と題し、我々の現在置かれている立場と今後についてお話していただきました。
 細胞学会が公益社団法人化に伴い、公益活動として
の啓発活動がより活発化されることが予想されます。
メーリングリストにまだ参加されていない方も、是非ご参加ください。逸早く情報が入手できます!

続いて行われた特別講演では、講師に岡山大学大学院
医歯薬学総合研究科の佐藤康晴先生を迎え、「たぶん!?  知って得する悪性リンパ腫とIgG4関連疾患の豆知識」と題して、講演が行われました。
 悪性リンパ腫においては細胞像・組織像のみでは誤った診断を導く可能性を挙げ、年齢、性別、臨床情報の重要性を指摘されました。特に細胞像のみでは判断の難しいT細胞性リンパ腫においてフローサイトメトリーなど検査データが有用とのことでした。
  また、現在研究課題にしておられるIgG4関連疾患については、発見のきっかけは、臨床検査技師だったそうです。日常検査における"気づき"が新たな病態の発見へとつながる実例でした。日々の取り組みの中に潜む、注意深い観察が必要だと考えさせられました。



ASSE「広島ライオン」での懇親会では、若い会員も
多く参加し、佐藤先生を囲んで和気あいあいと楽し
い会になりました。
二次会では、佐藤先生が英語ツールとして活用している無料通話Skypeや英語アニメYouTubeの利用の話が弾みました。その後、神戸に出張されていた亀井先生が合流され来年の下関学会の話題に花が咲きました

遅くまで、お疲れ様でした。

        


参考

skype
 http://www.skype.com/ja/

英語学習 Alice in Wondreland 05 ふしぎの国のアリス















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