・特別講演は、埼玉医科大学国際医療センター病理診断科の安田政実 先生に「ベセスダシステムにおけるASC, AGCと組織像の対比と整合性」について類似病変を含め、いろいろな問題点を指摘されながらとてもわかりやすく解説していただきました。50歳から始められたフルマラソンがとても大切だそうです。とても素敵な先生でした。
・シンポジウム1「ASC-HとAGCの取り扱いの現状と問題点 について」では、5名のシンポジストによる発表がありました。
・シンポジウム2「様々な領域での液状検体による細胞診の現状」では、4名のシンポジストによる発表が行われました。特に愛媛県立中央病院の前田 智治先生のLBCの導入に関する取り組み方、検鏡時間の短縮と経費節減、さらに精度向上を目指しての取り組み方は、大変参考になりました。
9年毎に開催される本学会には、初めて学会運営に関わる若い方も含め34名のボランティアスタッフにご協力いただきました。とても良い経験になったと思います。本会には、276名の参加があり、盛会裏に終了することができました。
本学術集会では、各県支部長並びに検査士会会長の先生方を中心に座長を務めていただきました。両日ともに、ほぼ予定通りに進行していただき、限られた時間でしたが、有意義な学会になりました。関係各位に感謝申し上げます。
来年、平成26年(2014年)の第29回日本臨床細胞学会中国四国連合会学術集会・総会は、平成26年8月2日(土)、かがわ国際会議場にて、一日のみで開催される予定です。
◆シンポジウムⅠ
テーマ『EUS‐FNAの現状~細胞採取と標本作製~』
◆シンポジウムⅡ
テーマ『肺癌の新しい組織分類と細胞診、臨床病理学的関連』
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