広島県臨床検査技師会病理細胞部門研修会「技」が、平成28年8月27-28日(土・日)の2日間で呉医療センター・中国がんセンター技術研修センターにて開催されました。本研修会は、認定病理検査技師の指定研修会にも指定されており、他県の参加者も含め62名が集いました。
研修会は「精度管理」をテーマとしました。演題内容は、広島大学病院の小川勝成技師が、解剖介助に携わる病理検査技師として知っておくべき解剖介助の基礎知識について。広島大学病院の石田克成技師が、中国四国地方における免疫染色の精度管理の現状の報告。最後に、微生物検査に日頃従事されている中国労災病院の小濱邦彦技師に感染対策の基本についてご講演頂きました。
また、クリオスタットを用いての薄切実習と迅速免疫染色の実技実習が行われました。当日は、実習室のクーラーが壊れており、参加者は大変熱い(暑い!汗!、、、本当に暑すぎる!)実習となりました。テキストを団扇にして、みなさん暑さを忘れるくらい意欲的に取り組まれました。
初日最後は、西尾市民病院の中村広基 技師に日臨技中部圏の免疫染色における精度管理手法についてご講演頂きました。免疫染色における様々な要因や評価者の基準の違いや入力間違い防止など精度管理の落とし穴の怖さを痛感しました。
夜は懇親会が催され、座学では学べないディープな病理談議に華が咲いていました !
また、クリオスタットを用いての薄切実習と迅速免疫染色の実技実習が行われました。当日は、実習室のクーラーが壊れており、参加者は大変熱い(暑い!汗!、、、本当に暑すぎる!)実習となりました。テキストを団扇にして、みなさん暑さを忘れるくらい意欲的に取り組まれました。
初日最後は、西尾市民病院の中村広基 技師に日臨技中部圏の免疫染色における精度管理手法についてご講演頂きました。免疫染色における様々な要因や評価者の基準の違いや入力間違い防止など精度管理の落とし穴の怖さを痛感しました。
夜は懇親会が催され、座学では学べないディープな病理談議に華が咲いていました !
また、2日目は昨年好評であった医療安全をテーマとしました。まず、医療安全の概論について広島赤十字原爆病院の永崎裕志技師が講演しました。次に県立広島病院、JA広島厚生連廣総合病院、呉市医師会臨床検査センター、中国央病院各病院から実際に起こったインシデントが報告されました。実例とその対策についての内容であったため、受講者も同様に経験をしておられ、活発な議論が行われました。次に、病理検査室におけるKYT(危険予知トレーニング)を広島市医師会臨床検査センターの藤井珠美技師と福原由美技師により行われました。世代別のグループ分けをしたため、世代間の視点が異なり、さまざまな角度から物事をみることの大切さを学びました。
最後に、当研修会の主幹である吉田美帆が、研究活動における不正行為への対応等に関するガイドランについて、また論文を書く際、発表をする際の引用方法について、COIの開示について説明しました。
最後に、当研修会の主幹である吉田美帆が、研究活動における不正行為への対応等に関するガイドランについて、また論文を書く際、発表をする際の引用方法について、COIの開示について説明しました。
今回も内容盛りだくさんの研修会でした。各施設で精度管理を行う際に参考にしていただきたいと切望します。
多数の方にご参加頂き、誠にありがとうございました。今後も、熱き広臨技病理細胞部門研修会「技」を企画していきたいと思います。皆様ご参加の程、宜しくお願い致します。
次回の研修会は、10月2日(日)10時より細胞検査士一次試験対策(JR広島病院大会議室)を予定しています。細胞検査士を目指す方々の多数の参加お待ちしております。
多数の方にご参加頂き、誠にありがとうございました。今後も、熱き広臨技病理細胞部門研修会「技」を企画していきたいと思います。皆様ご参加の程、宜しくお願い致します。
次回の研修会は、10月2日(日)10時より細胞検査士一次試験対策(JR広島病院大会議室)を予定しています。細胞検査士を目指す方々の多数の参加お待ちしております。
文責:広臨技病理細胞部門長 吉田美帆