2016年10月1日土曜日

平成28年度 広島県臨床検査技師会病理細胞部門研修会「技」のご報告


広島県臨床検査技師会病理細胞部門研修会「技」が、平成28年8月27-28日(土・日)の2日間で呉医療センター・中国がんセンター技術研修センターにて開催されました。本研修会は、認定病理検査技師の指定研修会にも指定されており、他県の参加者も含め62名が集いました。

研修会は「精度管理」をテーマとしました。演題内容は、広島大学病院の小川勝成技師が、解剖介助に携わる病理検査技師として知っておくべき解剖介助の基礎知識について。広島大学病院の石田克成技師が、中国四国地方における免疫染色の精度管理の現状の報告。最後に、微生物検査に日頃従事されている中国労災病院の小濱邦彦技師に感染対策の基本についてご講演頂きました。
また、クリオスタットを用いての薄切実習と迅速免疫染色の実技実習が行われました。当日は、実習室のクーラーが壊れており、参加者は大変熱い(暑い!汗!、、、本当に暑すぎる!)実習となりました。テキストを団扇にして、みなさん暑さを忘れるくらい意欲的に取り組まれました。
初日最後は、西尾市民病院の中村広基 技師に日臨技中部圏の免疫染色における精度管理手法についてご講演頂きました。免疫染色における様々な要因や評価者の基準の違いや入力間違い防止など精度管理の落とし穴の怖さを痛感しました。

夜は懇親会が催され、座学では学べないディープな病理談議に華が咲いていました !


また、2日目は昨年好評であった医療安全をテーマとしました。まず、医療安全の概論について広島赤十字原爆病院の永崎裕志技師が講演しました。次に県立広島病院、JA広島厚生連廣総合病院、呉市医師会臨床検査センター、中国央病院各病院から実際に起こったインシデントが報告されました。実例とその対策についての内容であったため、受講者も同様に経験をしておられ、活発な議論が行われました。次に、病理検査室におけるKYT(危険予知トレーニング)を広島市医師会臨床検査センターの藤井珠美技師と福原由美技師により行われました。世代別のグループ分けをしたため、世代間の視点が異なり、さまざまな角度から物事をみることの大切さを学びました。
最後に、当研修会の主幹である吉田美帆が、研究活動における不正行為への対応等に関するガイドランについて、また論文を書く際、発表をする際の引用方法について、COIの開示について説明しました。


今回も内容盛りだくさんの研修会でした。各施設で精度管理を行う際に参考にしていただきたいと切望します。
多数の方にご参加頂き、誠にありがとうございました。今後も、熱き広臨技病理細胞部門研修会「技」を企画していきたいと思います。皆様ご参加の程、宜しくお願い致します。


次回の研修会は、10月2日(日)10時より細胞検査士一次試験対策(JR広島病院大会議室)を予定しています。細胞検査士を目指す方々の多数の参加お待ちしております。
          
文責:広臨技病理細胞部門長 吉田美帆 




2016年8月31日水曜日

リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2016広島 尾道

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2016広島(尾道)開催のお知らせ

 
今年のリレー・フォー・ライフは尾道で開催されます。
 
 
《開催日時》
2016年9月18日13:00~19日13:00
 
 《開催場所》
    尾道市立栗原小学校
 
広島県細胞検査士会では 「がん細胞を見てみよう」のブースを用意します
ステージと講演も開催されます。是非ご参加ください


2016年6月13日月曜日

平成28年度 広島県細胞検査士会総会のご報告

去る平成28年5月15日(日)に、広島県細胞検査会総会が行われました。これまで会場は、広島大学病院の広仁会館で行われていましたが、初めてアステールプラザで開催されました。

会費納入は、これまでの振込みだけでなく、
事前に会員には過去の会費納入状況のお知らせがありました。未納入の方には、総会会場にて徴収させていただきました。当日出席される会員へ預けられる方もおり会費徴収の改善が行われました。


 総会では、総会の式次第に沿って執り行われました。平成27年度事業報告が滞りなく行われ、平成28年度事業計画では、広島県細胞検査士会の運営についての議案が提出され承認されました。これから各実行委員会が立ち上がり詳細が決定されると思います。
新委員長の皆様には宜しくお願い致します。
 総会の後、精度管理委員会より「バーチャルスライドを用いた膵・胆道系細胞診の精度管理」の報告が行われました。画像技術の向上により検体採取が困難であった膵・胆管系の細胞診検査が近年増加しています。これらの精度管理を通じて、幅広い学習が必要と思いました。

特別講演は、「口腔細胞診における従来法とLBC(液状化検体標本)法に関する検討」 島根大学医学部歯科口腔外科学口腔診断センター長の秀島克己 先生にご講演いただきました。口腔がんは、一般の歯科医には、まだ検査の認知度が低く、歯科診療では実施されていないそうです。そのために講習会を通じて啓蒙活動をされているそうです。

総会後には、茶話会が行われパンやお菓子などを食べながら親睦会を行いました。私はおしゃべりも苦手でお顔だけ知っている会員の方が、多いと感じました。これから会務を通じて、幅広く交流を深めていきたいと思いました。


その後アステールプラザ一階のレストランにて、受賞祝賀会が開催されました。昨年度、日本検査血液学会・学術賞を受賞された有谿俊一 技師(済生会呉病院)と日本臨床細胞学会・技師賞を受賞された石田克成 技師(広島大学病院)のお二人です。それぞれが受賞の言葉とお礼を述べられました。また先輩からもお二人へお祝いのメッセージが述べられ、今後、広島県細胞検査士会の発展と若い方へのエールがそれぞれから送られました。
有谿技師と石田技師のこれから益々のご健勝を祈念いたします。

                         文責:大石 由美
 


2016年5月21日土曜日

2016年子宮の日街頭活動の報告

2016年子宮の日(Love49)の活動が下記の日程で行われました。

呉地区:4月8日(金)   18:00~20:00  
 活動場所 ー ゆめタウン呉~呉駅周辺 
広島地区:4月9日(土)   15:30~17:30  
 活動場所 ー パルコ前 
東部地区:4月10日(日)14:30~16:30  
 活動場所 ー 福山駅前周辺
参加されたみなさま、お疲れ様でした!

【呉地区】

呉地区は今年4月8日(金曜日)、お昼時は春の陽気が暖かいものの、夕方からはまだまだ肌寒かった時期ではありました。総勢27名(細胞検査士9名、臨床検査技師14名、保健所職員4名)の有志が集まり、街頭活動を行いました。
配布物は、3月下旬各担当地区にて袋詰め作業を行いました。配布物の内容は、パンフレットとポケットティッシュ、そしてシャンプー・リンスの試供品です。私は配布活動に参加し始めて4年目になりますが、年々女性の興味を引きやすい物になってる気がします(笑)。しかし、袋詰め配布物は全部で500部!毎年「全部配布できるかな?」と不安半分、「興味を持ってくれるはず」と期待半分で活動の日を迎えました。
配布活動は勤務終了後の18時から、場所は呉駅周辺および呉駅~ゆめタウン呉間の自由通路で行いました。主に若い女性を中心に配布していきました。特に子宮頸癌と検診について興味を持っていただきたい世代、職場や学校帰り、買い物帰りの女性に沢山配布することができました。残念ながら配布物を受け取っていただけなかったり、あからさまに避けて行かれる方もいましたが、快く受け取って下さる方が多かったように思います。皆で協力して無事に500部全て配布することが出来ました。
日本の子宮頸癌の検診率は皆様もご存じの通り、欧米に比べはるかに低いです。それは日本の教育、就労環境等、様々な要因があることも事実と思います。定期的にこのような情報発信することで、市民の皆様に少しづつ予防効果を理解していただいているものと信じています。『砂長じて巌となる』の諺の通り、少しずつでもいいから、子宮頸癌の検診率が上がることを願い、今後もLove49活動を継続し頑張っていきたいと思います。
有志の皆様、お疲れ様でした。そして、有難うございました。 
文責:呉医療センター・中国がんセンター 
安村 奈緒子
【広島地区】

2016年4月9日パルコ前で、Love子宮の日の街頭活動に参加しました。
この街頭活動は、子宮頸がん定期検診の必要性を伝え医療機関への受診を促すことを目的としています。子宮頸がんについてのニュースレターと粗品の入った袋を街行く人々に配布しました。細胞検査士会のオレンジ色の上着を着用し活動したため、街中では目立っていました。
当初声をかけるのに苦労しましたが、時間が経つにつれて慣れて順調に渡せました。実際に興味を示してくれる方もいて嬉しかったです。20代前後の若い世代にはなかなか受け取ってもらえなかったですが、中には受け取ってもらえる方もいて、少しでも子宮頸がんについて関心をもってもらえればいいと思いました。今年は穏やかな日差しで暖かく街頭活動も順調で、想像していたよりも早く配布は終わりました。
その後の懇親会では、参加者同士の交流を深め、とても楽しかったです。
私は細胞検査士になるまで、がんは高齢者がなりやすいイメージで、特に子宮頸癌は若い世代に増加していることは知りませんでした。また、細胞検査士会が街頭で啓発活動を行っていることも知りませんでした。普段、細胞診に携り研修への参加や判定技術の維持、向上はもちろん大切です。しかし他施設の方と一緒にがんの啓発活動に参加することも大事な活動の一つであると実感しました。自分自身も子宮頸がん検診の重要性を再認識した日となりました。
このような活動を通じ、子宮頸がん検診の受診増加や細胞検査士の知名度向上につながれば良いと感じました。
文責:広島市立安佐市民病院 柏原倫子

【東部地区】

東部地区では、4月10日(日)にいつもの福山駅周辺に加え、今年から福山ポートプラザにも範囲を広げて活動を行いました。例年、この時期は冷たく強い風が吹くのですが、今年はとても暖かく天候にも恵まれて、絶好の街頭活動日和でした。
参加人数は過去最高で、細胞検査士・臨床検査技師:62名、医師:3名、看護師:2名の総勢67名(14施設)もの有志が参加してくださいました。うち、新入社員が11名も参加してくれました。
初めての福山ポートプラザ周辺は、対象の若い客層が多く、来年はもっと配布できそうと感じました。アンケートを実施して感じたことは、10-20代はHPVのことを聞いたことがない人が多く、検診を受けている人も少なかったことです。30-40代になるとHPVを聞いたことがなくても検診は受けていると答えた方が目立ちました。10代、20代には子宮頸がん検診の認知度が低いのか!自分には関係ないと思われているのか!。。。今後も啓発運動を継続し、若い人たちにもっともっと身近な病気だと知ってもらう必要があると思いました。
東部地区では、毎年恒例の反省会&懇親会を行っています。今年は、新人さんも加わり52名の方が参加して、とても賑やかな楽しい会となりました。バンド活動を行っている技師仲間のオリジナル曲による本格ライブは、心に響き、とても昼間に臨床検査をしている方達には見えず、プロ顔負けでとってもかっこいいものでした。余興として用意されたものまね大会は、クオリティーの高さで大爆笑、大盛り上がりでした。この懇親会は新人紹介の場でもあり、自己紹介で緊張する新人さんを、先輩技師が温かく一人ひとりを迎え入れくれている様子が印象的でした。最初から最後まで大変盛り上がった懇親会でした。
今年は、47都道府県の細胞検査士会で「子宮の日」啓発運動が実施されたと聞きました。とてもすごいことです。広島の各地区で参加してくださった皆様、大変お疲れ様でした。そして東部地区の皆様、一緒に街頭運動を行ってくださって本当にありがとうございます。この活動が1人でも多くの女性を救うことに繋がるよう心から願います。
最後になりましたが、配布物の準備、配布場所の許可申請、懇親会の準備等々行ってくださった皆様、ご多忙の中本当にありがとうございました。 
文責:福山医療センター 中桐 智香子

2016年5月3日火曜日

平成28年度広島県細胞検査士会総会のご案内

平成28年度広島県細胞検査士会総会が下記の日程で行われます。


今年も茶話会を行います!!
 知らない人がいないよう、みんなが顔を合わせる場を作りたい
 そんな思いが込められています。
初めての人もぜひご参加ください!
 当日受付で、300円参加費をいただきます。



今年はその後、祝賀会が催されます。

昨年度の学会表彰された受賞者が、当会員で2名おられます。
     大変誇らしいです!
     実際にお二人からお話が聴けるチャンスです。
     是非、参加して、ご一緒に祝福しましょう!
   なお、参加には事前申し込みが必要です。詳しくはこちら


・本年度年会費の振込を6月までに,年会費1,000円を振り込んでください。
 なお総会当日、未納会費を会場でも受けます。
・出席される方は当日細胞検査士カードを持参ください。
・欠席される方は委任状を5月13日(金)までに 鉄道病院 安原(総務)へ提出ください。


     平成28年度広島県細胞検査士会総会 案内


1.日時 平成28年5月15日(日) 11:30~15:30
2.場所 JMSアステールプラザ 4F 大会議室
3.内容
・精度管理委員会報告   11:30~12:10    座長:西村俊直
「膵・胆道系細胞診の精度管理」 信広 亮輔 精度管理委員長
・広島県細胞検査士会総会 12:10~13:10
    休憩 
  ・特別講演        13:30~14:30     座長:小川勝成
 『口腔細胞診における従来法とLBC(液状化検体標本)法に関する検討』
秀島克巳 先生
島根大学医学部歯科口腔外科学講座歯科口腔外科学講座助教
口腔細胞診断センター・センター長

助言者(専門医)  
      広島大学病院 口腔検査センター 小川郁子 先生               

茶話会 総会終了後に計画しています。会員皆様のご参加をお願い申し上げます。
    茶話会参加費:300円

受賞祝賀会
アステールプラザ内レストラン16:00より
有谿 俊一 技師(済生会呉病院) 日本検査血液学会・学術賞
石田 克成 技師(広島大学病院) 日本臨床細胞学会・技師賞

問合せ先:総務 安原真由美   JR 広島鉄道病院

2016年4月10日日曜日

第173回広島細胞診研修会「膵臓ワークショップ」の報告

平成28年3月27日13時から、広島大学医学部基礎講義棟2階形態実習室にて,広島細胞診研修会「膵臓」をテーマとするワークショップが開催され、43名の方(一部受講のみ参加)が受講されました。
羽原会長の細胞検査士たるや、標本を見ての実力や!との思いから生まれた企画で、一昨年の「体腔液」に続いての企画です。今回は、膵臓のスペシャリストであるJA尾道総合病院の佐々木健司 技師、広島大学病院の尾田三世 技師に講師をお願いしました。約一時間の講義後、40症例の膵液細胞診標本での鏡検実習を行いました。
 先ず、佐々木技師よりENPD留置下膵液の検体採取からPanIN、上皮内癌の細胞像、並びにIPMN、EUS-FNA細胞診での注意点など膵液細胞診全般について、スライド80枚を用いて詳細に、わかりやすく解説してくださいました。核形不整が必ずしも癌ではなく、細胞診の基本である核クロマチンの詳細な観察が重要であることを再認識することができました。続いて尾田技師より、慢性膵炎で経験した細胞異型やEUS-FNA検体における細胞診と組織診断の不一致症例の提示がありました。細胞形態だけでは判断が難しい場合もあり、FISH法を用いた新たな診断法についてお話ししていただきました。近い将来、癌領域におけるコンパニオン診断薬を用いた癌細胞の遺伝子変異の検出が組み込まれていくため,細胞診が役立つ新たな可能性を模索しているということで、さらに今後の進展が気になるところです。

半日という短時間の中、講義と実習がぎゅっと詰まった実りある研修会になりました。
今回、ワークショップに関するアンケートを行い、多くの方から意見をいただきました。今後の企画、運用に役立てたいと思います。  
さて、来年はどんなワークショップになるでしょうか?乞うご期待です!
文責:杉山佳代

2016年4月2日土曜日

2016年子宮の日街頭活動のお知らせ


LOVE49♡プロジェクト



子宮の日、それは4月9日「子宮頸がんを予防する日」です。


子宮頸がんは細胞診検査で、定期的に検査すれば、予防できる癌です。

私たち細胞検査士は、その細胞診に従事しています。
細胞診は、採取された検査材料から顕微鏡で悪性細胞を見つける検査です。
一枚の標本を丁寧に観察し早期発見、早期治療のお手伝いができるよう、日々努めています。
しかし子宮頸がん検診を受ける人が増えない限り、若い女性の頸がんは減少しません。


子宮がん検診
もっと多くの女性に検査を受けていただきたいと思っています。

この子宮の日は、子宮がん定期健診の必要性を訴えるため、全国的に行われている活動です。
広島県細胞検査士会はそれに賛同し、街頭活動を毎年行っています。

今年も下記の3地区に分かれ、街頭活動を行います。

呉地区: 4月8日(金)   18:00~19:00  活動場所 ー ゆめタウン呉~呉駅周辺 
広島地区:4月9日(土)   15:30~17:00  活動場所 ー パルコ前 
東部地区:4月10日(日)14:30~16:30  活動場所 ー 福山駅前周辺
それぞれ活動日が違いますので、参加される方はご注意ください!!

一般の方へ

ご通行中、検診啓発のパンフレットをお渡しする予定です。
ふだん病院や検診センターなどで検査の仕事をしています。
パンフレットを配る事に不慣れなため、若い女学生にはなかなか受け取ってもらえません。誠に申し訳ありませんが、積極的に受け取っていただきたいと思います。
またアンケートの記入をお願いする場合もあります。
お時間があれば、ご協力をお願いいたします。


細胞検査士、臨床検査技師、活動に賛同されるボランティアの方へ

臨床検査(細胞診)の事をより多くの方に知っていただける機会です。
当日の飛び入り参加もOK!
一緒に活動しましょう!!!

文責:杉山